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サンプル画像

封蝋の画像の作り方です。 一見難しそうですが、立体文字の作り方を応用しただけです。 Web素材として使ったり、イラストに貼り付けたりすると、人目を引きます。



適当な大きさで「新規作成」してレイヤの名前を「型抜き」とし、黒で塗りつぶします。
次に白の鉛筆ツール(サイズは大き目)で、左図のような円を描いて中も塗ります。
封蝋なので、多少形が歪んでも構いません。

これに「フィルタ」⇒「アンチエイリアシング」で縁を滑らかにしてから、レイヤを複製して名前を「封蝋」とします。



封蝋レイヤに、「フィルタ」⇒「メディアン」を、範囲3×3最小値で実行します。

白い部分が少し小さくなります。



続いて「フィルタ」⇒「カラー」⇒「レベル補正」をクリックします。

黒〜白の帯の両端にある△印を、左図のように中央寄りに動かして、最小出力80最大出力128になるようにして、OKします。



グレーの濃淡になった封蝋レイヤに、「フィルタ」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」を強さで実行します。



描画色をRGBカラーで(110、110、110)のグレーにします。
円塗りつぶしツールにして、Ctrlキーを押しながら封蝋の中に正円を描きます。
この時Shiftキーも同時に押すと、クリックし始めた位置を中心に円が描けます。

注: 封蝋がちょうど50%のグレーなので、ポインタが見えなくなります・・・一時的に封蝋レイヤの不透明度を下げると、円が描きやすいでしょう。



「フィルタ」⇒「エンボス」を、強さ10くらい「反転」にチェックを入れて実行します。

その後、「フィルタ」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」を強さ(初期設定)で実行します。



新規レイヤ「着色」を作って、暗めの赤で塗りつぶします。

このレイヤの合成モードを「オーバーレイ」または「ソフトライト」にすると、封蝋に色が付きます。
(色が多少違うので、お好みのモードで)

着色レイヤを、下の封蝋レイヤと結合します。

封蝋レイヤに対し、「フィルタ」⇒「アルファ操作」⇒「下のレイヤの輝度からコピー」を実行すると、型抜きレイヤの白い部分の形に、封蝋が切り抜かれます。

型抜きレイヤを非表示または削除してから、(必要ならテキストツールで文字等を入れて)用途に応じた形式で保存しましょう。

透明部分を維持したい場合は、「レイヤ」⇒「アルファ付きPNGに出力」します。
Webで使う場合は、背景のレイヤを付けてから保存したほうがいいでしょう。
(背景をつけずにJPEGやBMP等で保存すると、透明部分は白になります)



封蝋自体に、凹凸で文字を入れる方法です。

(110、110、110)のグレーで円を描いた後に、(120、120、120)くらいの少し明るくしたグレーで、文字を入れます。
この後「エンボス」「ガウスぼかし」・・・と、上記と同じように進めば、文字が入ります。



← やってみました・・・この場合も、必要なら背景をつけてから保存します。

この封蝋は、アルファ付きPNGで保存しておくと、イラストなどに何度も使い回せます。 文字の他に、記号や装飾模様を入れてもオシャレですね。